公務員試験対策

検察事務官になるには【元検察事務官が解説】

こんにちは。元検察事務官の検察辞太郎(やめたろう)(@moto_jimukan)です。

今回は,皆さんの「そもそも検察事務官ってどうやってなるの?という疑問を解決すために,検察事務官へのなり方について解説していきます。

ちなみに,検察事務官は国家公務員の一種であるため,国家公務員試験に合格し,検察庁に採用されることで初めて検察事務官となることができます。

では検察事務官へのなり方を解説していきます。

スポンサーリンク

国家公務員採用一般職試験から検察庁内々定まで

検察事務官になるには,まずは,国家公務員採用一般職試験に合格することが必要です。

試験には大卒程度試験と高卒者試験がありますが,ここでは私が受験した大卒程度試験を説明していきます。

ちなみに国家一般職試験は第一次試験・第二次試験と二段階になっています。

【第一次試験】筆記試験

試験日は大体6月中頃の日曜日で,基礎能力・専門・論文試験が行われます。

基礎能力試験は40問の多肢選択式,専門試験は80問(16科目)から40問(8科目)を選ぶ多肢選択式の試験となっています。

同じ日に一般論文試験もありますが,一次試験の合格は基礎能力試験と専門試験の合計点で決まるため,一次試験の結果には関係ありません。

ちなみに,専門試験の点数は基礎能力試験の倍であるため,同じ問題数を正解していたとしても,専門試験をより多く正解していた方が合計得点は高くなります

そして,第一次試験に合格すると,検察事務官になるうえで最も重要な官庁訪問が始まります。

【官庁訪問】検察庁への訪問

一次試験合格後は,各省庁への官庁訪問が始まります。

官庁訪問とは,自分が希望する省庁,例えば東京地方検察庁や大阪地方検察庁に訪問し,面談を受けることを言います。

私は三つの検察庁を訪問しましたが,いずれも最初に検察事務官の仕事の説明があった後,人事課職員との面談がありました。

面談と言いつつも実際は面接で,結果が良ければ,その日か翌日くらいに次の官庁訪問へのお誘いの電話がかかってきます。

電話がかかってこなければ・・・その検察庁には縁がなかったことになります。

官庁訪問の回数は検察庁によって異なりますが,概ね2回か3回と進んでいき,最終的には面接に呼ばれます。

一つ注意点としては,最終面接に呼ばれても,国家公務員採用一般職試験に最終合格しないと検察事務官になれないので,二次試験も頑張る必要があります。

スポンサーリンク

【第二次試験】人物試験

官庁訪問をやっている最中に,第二次試験として人物試験(面接試験)があります。

試験日は7月中旬から8月にかけて行われます。

私のときの面接は,面接官3人による個人面接で,面接官から交互に質問をされるという形式で,大体15分くらいでした。

ちなみに,面接官のうちの一人は,私が最終面接を辞退した労働局の人事課職員でしたので,面接官は人事院の職員と各省庁の人事課職員で構成されるようですね。

この人物試験の結果と一次試験の結果の合計点で最終合格が決まります

【検察庁での面接】検察事務官になるための最終関門!

無事に国家公務員採用一般職試験にも最終合格をすれば,官庁訪問で面接に呼んでもらえた検察庁で最終面接を受けます。

通常,検察庁での最終面接は国家公務員採用一般職試験の最終合格発表日に設定されています。

面接官は5~6人の幹部級の検察事務官で,時間は大体15分でした。

ここで合格だと,晴れて検察事務官となることができます。

ちなみに,私のときの合格者は面接に呼ばれている受験者うち3分の1程度でしたので,検察事務官になるのは狭き門となっています。

また,面接は午前と午後に分かれていましたが,私が内々定をもらった検察庁では午前に呼ばれた人だけが合格していました。

スポンサーリンク

おわりに

今回は,検察事務官へのなり方を簡単に説明させてもらいましたが,もっと具体的な試験対策や官庁訪問対策について詳しく知りたい」と思っている方も多いと思います。

今回も最後まで見ていただいてありがとうございました。

スポンサーリンク